自分の死後、障害を抱えた子の面倒を見る人がいなくなるのが心配です。 どのような遺言をすればいいでしょうか?

障害を抱えたお子さんがいる方にとっては、自分の死後お子さんの面倒を見る人がいなくなるのがご心配のことかと思います。
このような場合、信頼のできる第三者に財産を与えて、そのかわりに子供の将来の面倒を見てもらうという内容の遺言をすることができます。
これを負担付遺贈といいます。
負担付遺贈をする場合に注意することは、次のとおりです。
1 負担の内容を明確にすること
2 負担が遺贈の目的の価額の範囲内にあるようにすること

せっかく負担付遺贈をしても、受遺者が負担した義務をちゃんと履行してくれるか、心配ですよね。
受遺者が負担した義務を履行しない場合には、相続人は、相当の期間を定めてその履行を催告し、その期間内に履行がないときは、遺言の取消しを家庭裁判所に請求することができます。
もし、相続人がいない場合でも、遺言に遺言執行者を定めておけば、遺言執行者が履行を請求することができます。

もし、知的障害のあるお子さん等で、成年後見制度の利用が可能であるケースでは、成年後見人を選任しておけば、自分の死後も成年後見人がお子さんの財産管理等を行ってくれますので、安心です。

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