遺留分減殺請求権を行使するとどういう効果がありますか?その財産をもらえるのでしょうか?お金を払ってもらえるのでしょうか?

遺留分減殺請求の行使がなされると、法律上はその効果がでますので、遺留分の侵害となった遺贈や贈与はなかったことになります(効力を失うからです)。
そうすると、その対象の財産に関する権利は、遺留分減殺請求権者のものになります。その結果、減殺請求をされた者(受遺者または受贈者)は、対象財産を権利者に返還しなければなりません 。これを現物返還の原則といいます。

価額弁償
減殺を受けた当事者(受遺者または受贈者)は、贈与や遺贈されたその対象財産について相当な金額を遺留分権利者に払うことで、その財産そのものの返還をしないことができます。これが価額弁償です。

また、遺留分減殺請求権を行使する前にその財産がすでに第三者に売られていたような場合は、その第三者が遺留分権利者に損害を加えることを知っていたものではない限り、遺留分権利者は、返還をもとめることができず、受遺者又は受贈者に対し、その価額の弁償を請求できるだけです。

果実の返還
減殺がされると、受遺者または受贈者は、減殺された対象財産の返還をするのみならず、減殺の請求があった日以後の賃料などの「果実」もいっしょに返還することになります

同じカテゴリーの質問一覧

相続の相談はお気軽に!
遺産分割調停・登記の疑問は弁護士と司法書士が解決します!お問い合わせはお気軽に。サイトオープン記念、メール無料相談受付中!
電話:03-6380-9593
(受付平日9:00〜18:00)